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こんにちは、竹内です。
皆さんSV650のシートは結構、痛いって知ってましたか?
じゃあこの記事では、
- SV650のシートが痛い原因
- SV650のシートの加工方法
- アンコ盛りカスタムをした後の変化
などについて解説していきます。
SV650のシートは痛い?
そもそもSV650のシートが痛いと言う話は本当なのか?
結論から言うと本当です。
私の友人のSV 650の所有者も乗って、20分ぐらい経つと、お尻が爆発しそうなほど痛くなるそうです。
これが結構厄介なんですよね。
なんというかシンプルに、
「このバイクに乗って遠出したくない」と言う気持ちに駆られてしまうのです。
⇒SV650Xを買うと後悔する?|SV650の方が良い?【違いを解説】見た目だけで選ばないで!
せっかく趣味でバイクに乗っているのに、そもそも乗りたくなくなってしまうなんて、元も子もないじゃないですか
例えば先日私が東北まで、xsr900に乗ってツーリングしてきたのですが、その時は全くお尻は痛くならなかったです。
多少の疲労感はあったものの、別に一眠りすれば回復レベルの疲れって感じです。
ずっと我慢しながら乗っているのもストレスが溜まってツーリングどころじゃなくなってしまうんですよね。
新品でも痛い?
ちなみに、SV650のシートは私の場合、新品でも【痛い】と感じました。
普通のバイクであれば新品のバイクシートは柔らかくて劣化していくにつれて、だんだんゴワゴワになり弾力性が低くなって痛くなってくるのですが、
SV650のシートは初めから痛いと感じました。
「別にシワとかがあるわけでもないのにどうしてだろう」と疑問に思いましたが、私以外にも
「せっかく買ったバイクなのに…」などとショックを受けてしまう人も多いかもしれませんね
⇒SV650が曲がらないという話は嘘だった!|普段使いに向いていない?
SV650のシートが痛い原因
じゃあなぜSV 650のシートが痛いのか、その原因について解説していきます。
まぁ人によって原因は変わってくるかと思いますが、
ズバリシートの形状が良くないから。
結構スズキのバイクにはありがちなんですよね。
シートの形状と言うのは、いわゆるメーカーから推薦されたベストなポジション。姿勢に合うように作られています。
でも今更、乗り方や姿勢を変えるなんて無理ですし、下手したら走りに影響してきてしまいます。
やっぱりシートを改善するしか方法はないと思うんですよね。
SV650のシートは加工必須!
てことで、SV 650のシートが痛いと感じる人は加工が必須だと思います。
しかも結構時間がかかります。
「張り替えも加工も一緒だろう」と思っている人は多いですが、まったくの別物です。
ちなみに姿勢やポジションによってもシートの過去の具合は変わってくるので、やっぱり専門業者に頼むのが無難だと思います。
⇒SV650はクラッチが重いって本当?|軽くする方法とレバー交換のメリットを解説
アンコ盛りカスタムとは?
SV650のシートが痛いと感じるなら、アンコ盛りカスタムがおすすめです。
アンコ盛りカスタムとは、いわゆる厚みを作る作業です。
シートの先端にアンコ盛りをして、ストッパーを作ることもあれば、後ろのほうにアンコ盛りをしてお尻のポジションが前方に出るように調整したりもできます。
私の場合、前方にアンコ盛りをして、後方に座ったときの姿勢姿勢がしっくりくるようにカスタムをしました。
これまでは運転中に「痛い」と感じていた部分が、何の疲労も感じなくなったのです。
アンコ盛りカスタムをしてからは、
「あーツーリングってこんなに楽しかったんだなぁ」と思い出すかのような気持ちになりました。
ていうかこのちょっとの差でここまで実感できるなんて思ってもいなかったので、正直めちゃくちゃ嬉しかったですね。
ちなみにシートの加工には、アンコ盛りカスタム以外にもアンコ抜きカスタムがありますが、人によってはこっちの方が良いのかもしれません。
まぁ実際に業者に持っていってポジションを見てもらって判断してもらうのが1番リスクが少ないと思います。
自分で判断するよりもプロが判断する方が信頼性も高いですしね。
ただししっかりと
「こう言う風にアンコ盛りをしてほしい」と言うふうに伝えないと、業者が勝手に判断してアンコ盛りをしてしまうので、
自分が理想なポジションと姿勢を伝えてあげた方が良いですね。
アンコ盛りカスタムをした後の変化
私が所有しているSV650のシートをアンコ盛りカスタムした後は痛いと感じなくなっただけではありません。
1番の大きな変化は疲れにくくなったことです。
肘や膝の部分も疲労を感じにくくなったんですよね。
ちなみにシートの前方にアンコ盛りカスタムをすると、
【ハンドルが遠く感じる】と言われている話もありましたが、私の場合は全く感じませんでした。
それから、期待以上の変化は、SV650の純正シートよりも劣化しにくいと感じたことです。
これまでは1年もすればシワが寄ってきて下手をしたら破れることもありましたが、アンコ盛りカスタムを押しすると、シワもなくなって破れにくくなりました。
3年経ってようやく「ちょっと劣化してきたかなぁ」と感じるレベルです。
そもそも変色がないので劣化しているかどうかの判断がつきにくいと言うのはありますが、結構長い間、新品同様の使い心地なので、テンションも高まりますね。
正直バイクのカスタムの中でシートのカスタムって1番大事なポイントだと思うんですよね。
どんなにバイクを運転するのが楽しくても疲れてしまったらツーリングが楽しめないですからね。
我慢しながら運転することほど辛いものはありません。
結局、気楽に運転できて、自分に合ったポジションを探すのがシートカスタムでは大事だと思います。