世の中には【マン島レース】と呼ばれる頭のおかしいレースが存在しています。
人間じゃありません。
【命に対する価値観】が常人とはかけ離れているのでしょう。
じゃあどのくらい危険なのか？
解説していきます。
マン島レースが頭おかしいほど危険な理由
マン島レースが危険な理由は数多くありますが、その中でも特に危険性が際立つ理由を５つ挙げてみたいと思います。
まず第一に、マン島レースは一般道を使用して行われるため、コースには舗装されていない部分も多く、安全性が著しく低い点が挙げられます。
このような道路状況では、高速で走行する際のリスクが高まります。
第二に、レース中に観客がコース沿いに立っているため、事故が発生した際に観客にも被害が及ぶ可能性があります。
観客と選手が同じ空間で競技が行われることは、事故のリスクを一層高めています。
第三に、マン島レースは時速300kmを超えるスピードで走行されることがあり、このような高速での競技は選手にとっても極めて危険です。
高速域でのミスは大きな事故につながる可能性が高いです。
ちなみに、CBR1000RR-R が勝てない原因に関しては 下の記事でも解説してます↓
⇒CBR1000RR-R が勝てない原因【５つ】レースに向いてない！
第四に、一般道を使用するレースでは、コース脇に普通の民家や石壁などが立ち並んでいるため、選手がミスを犯した際のリカバリーが難しい状況が生じます。
そのため、選手は常に周囲の状況を把握し、リスクを最小限に抑えなければなりません。
最後に、マン島レースは歴史あるレースであり、多くの選手たちが栄光を求めて挑んでいます。
その情熱や執念からくる過剰なリスクを冒す姿勢も、このレースが危険である理由の一つと言えるでしょう。
以上の理由から、マン島レースは危険性が非常に高いレースである理由です。
マン島レースは頭おかしい人しか参加できない理由
マン島TTレースは、世界で最も危険なレースとして知られており、その過酷な条件から「頭おかしい人しか参加できない」と言われることがあります。
この言葉の裏にはさまざまな理由があります。
まず、マン島TTレースは非常に高速で行われるため、普通の人では想像もつかないほどのスピードで走る必要があります。
そのため、常人ではなかなか挑戦できない環境が必要とされます。
さらに、コース自体が非常に危険であり、路面の状態も安定していないことが多いため、常識的な判断力だけではなく、瞬時の反応や冷静な判断力が求められます。
これは、一般的な人々には難しい要素であると言えるでしょう。
また、マン島TTレースは過去に多くの事故が発生しており、そのリスクを背負いながら参加すること自体が非常に勇気が必要な行為です。
常識を超えた度胸や覚悟が求められることも、このレースが「頭おかしい人しか参加できない」と言われる理由の一つと言えるでしょう。
⇒八代俊二氏が「CBR1000RR-R を乗っててあんなに腹が立ったバイクは無い」と言っていた理由
さらに、マン島TTレースには常人ではなかなか持ち得ないスキルや技術が必要とされます。
高いレベルのライディングテクニックやコーナリング能力、そしてストレス耐性など、一般の人々には到達困難な要素が多く含まれています。
最後に、マン島TTレースはその過酷な環境や要求されるスキルから、参加者にとっては一種の異次元の世界とも言えるでしょう。
普通の人々には理解しがたい魅力や魔力がある一方で、その非日常的な雰囲気が「頭おかしい人しか参加できない」というイメージを生み出しているのかもしれません。
彼らが持つ頭のネジが飛んでいるかどうかは別として、彼らの勇気や技術、そして情熱には尊敬の念を禁じ得ません。
マン島レースの過去の事故件数
マン島TTレースは世界最古の公道レースであり、その歴史は100年以上に及びます。
しかし、過去には多くの事故が発生しており、その件数は非常に多いと言われています。
これまでにマン島TTレースで命を落とした選手は260名以上もおり、その危険性は非常に高いと言えます。
特に、バイクレースという性質上、スピードが速く、リスクが高いため、事故が多発していると考えられます。
2022年の大会でも、既に3件の死亡事故が発生してしまうなど、その危険性は改めて浮き彫りになりました。
⇒CBR1000RR-Rをリミッターカットした時の最高速は？【何km出る？】解除方法を解説
マン島TTレースは、その危険性とスリルが魅力の一つとも言えますが、安全対策や選手の技術向上など、さらなる安全性の向上が求められるでしょう。
マン島レースは頭のネジが抜けてる人しか参加できないって本当？
マン島TTレースは、その危険さから「頭のねじが抜けている人しか参加できない」と言われることがあります。
伝統を重んじるマン島TTレースですが、そもそも、高性能のマシンで走るには危険すぎると言われています。
マン島TTレースは、イギリス王室属国のマン島で開催されており、世界最古の議会であるマン島議会ティンワルドが制定した公道閉鎖令に基づき行われています。
現在まで260人以上の参加者が死亡しており、その過酷さから参加者には本当に頭のねじが抜けている人々が集まると言われています。
マン島TTレースは、ドライバーやライダーだけでなく、観客にも高い覚悟と度胸が求められるイベントであり、その雰囲気も一緒にレースを盛り上げています。